共…日本共産党(4) 自…自民党(43)、民…民主党・かながわクラブ(28)、
公…公明党(11)、県…県政21・県民の会(13)、ネ…神奈川ネットワーク運動(3)、
市…市民の党(2)、社…社会民主党(1)、山…山百合クラブ(1)
松沢知事の責任を問うとともに反省を求める決議(案)
(自民党、県政・県民、公明党)
本議会は、県政史上初となる地方自治法第98条の検査権を付与した地方自治法第98条に基づく松沢知事の選挙及び政治活動に関する検査特別委員会(以下「98条委員会」という。)を設置して、松沢知事の選挙及び政治活動について審査を行ってきた。
98条委員会の審査が進むにつれ、県知事選挙時の松沢知事の生活の本拠は東京都狛江市にあったにもかかわらず、住民登録は川崎市多摩区にあったことが明らかになり、さらに、選挙時に投票を行ったか否かについて、度重なる質疑にもかかわらず知事が答弁を避けたことは、知事自身、投票行為の法的問題性を承知していたのではないかという疑惑を生んだ。
また、知事就任前に知事に多額の政治献金をした支援者を県が出資する第三セクターの株式会社ケイエスピー社長に推薦したり、県知事選挙における選挙対策事務局長らを県の臨時的任用職員に採用したことは、論功行賞人事ではないかという疑惑は、知事の答弁によりむしろ深まることとなった。
しかしながら、松沢知事は、自らも疑惑を晴らすべく98条委員会の審査に協力すると明言しながら、実際には、これらの疑惑の解明に重要な意味を持つ資料について、任意の協力であることを理由に提出要求に応じなかったり、独自の理論構成と言い回しによって明快な答弁を避けるなど、審査に極めて非協力的であった。
それどころか、松沢知事は、98条委員会の審査に多くの職員が長時間一方的に拘束されているなどといった誤った認識のもとに審査の在り方を批判し、また、98条委員会に関して住民監査請求が提出されたという全く不合理な理由をもって、知事自身が同委員会を欠席するだけでなく、職務命令を発して職員を欠席させるという暴挙によって同委員会を流会に追い込み、さらには、知事は答弁者にあるまじき不規則発言を行うなど、98条委員会に意図的ともいえる不当な干渉を加え、その審査に大きな障害と混乱を生じさせた。
こうした行為は、単に98条委員会の問題にとどまらず、県民の代表者で構成される議会による監視の下に地方公共団体の行政が執行されるという議会制民主主義を否定するものであり、さらに県民に対する長としての説明責任を自ら放棄したものと言わざるを得ない。
そして、このような松沢知事の姿勢は、知事に対する県民の疑惑を一層深めただけでなく、県政全体に対する多くの県民の信頼と期待を裏切る結果を招くこととなり、その責任は極めて重大で、誠に遺憾である。
よって神奈川県議会は、このような結果を招いた松沢知事に対し、その責任を十分自覚し、深く反省するよう強く求めるものである。
以上のとおり決議する。
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松沢知事の責任を問うとともに、98条委員会の審査に係わる決議(案)
(日本共産党)
本議会は、県政史上初となる地方自治法第98条の検査権を付与した地方自治法第98条に基づく松沢知事の選挙及び政治活動に関する検査特別委員会(以下「98条委員会」という。)を設置して、松沢知事の選挙及び政治活動について審査を行ってきた。
松沢知事は、昨年4月23日の就任あいさつで、めざすべき県政の第1に、既得権益にとらわれない、しがらみのない県政を掲げていた。
98条委員会では、知事就任前に知事に多額の政治献金をした支援者を県が出資する第三セクターの株式会社ケイエスピー社長に推薦した疑惑や、県知事選挙における選挙対策本部事務局長らを論功行賞として県の臨時的任用職員に採用したのではないかという知事とのしがらみ疑惑が審査された。いずれの疑惑も、知事としての政治的・道義的責任が厳しく問われるものである。しかも、知事が疑惑の解明に消極的だったことは、議会・県民への説明責任も問われるものである。
同時に、98条委員会をめぐっては、2月定例会が空転するなど、県民の県政に対する不信を招く結果となった。
この2月定例会の混乱は、知事が、答弁の範囲を逸脱し、委員長の制止にも応じないなどの議会ルールを無視した対応などが主な原因であり、知事に反省を求めるものである。しかし、議会としても、知事関係者の私信のコピーが配布されるなど、98条委員会の調査範囲を逸脱した運営が行われたことも混乱に拍車をかけ、県民不信を助長するものとなった。
よって神奈川県議会は、知事が98条委員会を通じて明らかとなった責任を自覚し反省するよう求めるとともに、議会自身も98条委員会における教訓を生かし、県民の負託に応える県政をめざすことを誓うものである。
以上のとおり決議する。
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松沢知事のマニフェスト背信をただし、県民に約束した県政運営を求める決議(案)
(市民の党)
104万票という大きな支持を得て松沢知事が就任してから1年が経過した。この間、県政・県議会は徹夜議会が繰り返されるなど混迷した状況が続いてきた。
その責任の大半は松沢知事本人にある。
松沢知事は、発表した県政改革のマニフェストに期待を受けて当選したにもかかわらず、昨年6月定例会において、入札制度改革−公共事業費の抑制、住基ネット廃止を含めた抜本的見直しなど、マニフェストで主張した重大な公約をいとも簡単に放棄したばかりか、「付け焼き刃でつくった」などの信じられない発言を行ってきた。子育て支援や介護サービスなどのマニフェストの新施策は公共事業費の抑制で対応するとしていたにもかかわらず、今年度予算では公共事業費を増額させ、自ら県民に約束したマニフェストの構成そのものを否定する予算案を編成した。
このような知事の姿勢は、県民の選挙での信託に対する入内な背信行為であると言わなければならない。
また、知事は、「しがらみのない神奈川」を約束しながら、株式会社ケイエスピー社長や臨時的任用職員に自らの支援者を起用したことで「98条委員会」が設置され、県政は大いに混乱してきた。さらに同委員会への出席問題や予算案の知事公舎建設問題、総合計画の策定などにおいて、方針の朝令暮改が頻繁にみられた。このような知事の対応は県職員の志気をそぎ、県民の県政への信頼を大きく失わせている。
よって神奈川県議会は、松沢知事に対して、これらの責任を十分に自覚し、深く反省するよう求めるとともに、既得権益を断ちしがらみのない元気な神奈川をつくるとしたマニフェストの原点を見つめ直して今後の県政にあたることを強く求めるものである。
以上のとおり決議する。
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